体組成分析のしくみ

BIA法とタニタアルゴリズム

体組成とは

体組成とは、簡単に言うと「からだが何でできているか」ということです。4成分モデル(4-Compartment model)によると、からだを構成する成分は大きく分けて「脂肪」「ミネラル」「タンパク質」「水分」になります。

体組成を分析できる機器が開発された当初は、「体脂肪計」と呼ばれる体重と体脂肪率のみがはかれる機器でしたが、その後研究開発が進み、「体組成計」と呼ばれる体脂肪率に加えて筋肉量や体水分量、基礎代謝量などを分析できる機器に進化しています。

体組成分析のしくみ

体組成計は、生体電気インピーダンス(Bioelectrical Impedance Analysis: BIA)法と呼ばれる方法を用いて体組成を分析しています。

この方法では、からだに微弱な電流を流し、インピーダンスと呼ばれる電気の流れにくさを測定することで体組成を分析します。「脂肪組織はほとんど電気を流さないが、除脂肪組織(主に筋肉、水分)は電解質を多く含むため電気を流しやすい」という特性を利用します。

アルゴリズムを用いた体組成分析

体組成計測では、基本となる体重計測に加えて、インピーダンス(生体組織の電気抵抗値)の情報と、機器に搭載されているアルゴリズムを用いて分析を行います。アルゴリズムとは、インピーダンスに基づく体組成の算出式であり、体組成計の精度を決定する最も重要なファクターと言えます。

8電極BIA法と4電極BIA法

8電極BIA法

8電極BIA法は測定台と手のグリップにそれぞれに2個ずつ 、計8個の電極を用いてインピーダンスを測定する方法です。この方法では左腕・右腕・左脚・右脚・体幹部と、からだを5つの部位に分けて体組成を分析します。電流を流す場所と電圧を測定する場所を変えながら測定することで、部位別の体組成分析が可能になります。高精度に分析が可能なため、医療や研究、疫学調査などでも多く活用されています。

 4電極BIA法

4電極BIA法は、測定台もしくは手のグリップの計4個の電極を用いて測定する方法です。部位別に測定はできませんが、測定時間がより短く、低価格なのが特徴です。

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