| タニタの体組成計はBIA法を用いています。BIA法は生体組織の電気抵抗値(生体インピーダンス)を測定することで、体脂肪率などの体組成を推定する方法です。
生体組織において、脂肪組織はほとんど電気を通しませんが、筋肉などの電解質を多く含む組織は電気を通しやすい性質があります。
電気の通りにくさ(電気抵抗と言います)をはかることで脂肪とそれ以外の組織の割合を推測しています。 |
| 1-1.マルチ周波数測定&リアクタンステクノロジー |
生体組織は細胞とその間を満たす細胞外液から構成されており、さらに細胞は細胞内液と細胞膜から構成されています。生体組織において、電流はその周波数によって流れる経路が異なります(図1)。
周波数が低い場合、電流は細胞膜を透過できないために細胞外を流れます。周波数が高くなるにつれ電流は細胞膜を透過するようになり、細胞内も流れるようになります。
電気的に、細胞内外液は抵抗成分(レジスタンス)、細胞膜は容量成分(リアクタンス)とされ、これを電気的等価回路に表すと図2のようになります。複数周波数(マルチ周波数)で抵抗成分(レジスタンス)と容量成分(リアクタンス)を計測することで、細胞内外液と細胞膜の情報を得ています。 |


 |
| 1-2.DXA法(二重X線吸収法)を基準に! |
現在、体脂肪率や骨などの体組成測定の基準として広く用いられている方法がDXA法(二重X線吸収法:図3および図4)です。体組成計で出力されるデータは、このDXA法の測定値を基準に算出されており、その相関係数は男性r=0.90、女性r=0.91と高い相関関係を持っています。
また、体水分量(TBW)は、重水(D2O)希釈法の測定値を基準に算出しています。重水希釈法は体水分量の測定に広く行われており、基準とされることの多い方法です。既知の濃度の重水を体に投与し、その薄まり度合い(希釈率)より体水分全体を計算する方法で、その相関係数は男性r=0.97、女性r=0.92と高い相関係数を持っています。
|


 |